30代リーマン(社内SE)の資産運用記録

わんちんです。しがないリーマン(社内SE)の資産運用の記録を公開していきます。実践内容・記録が参考になれば幸いです。FIRE/アーリーリタイアを目指しています。

社内SEの目標設定や評価について

本記事では、私の考える社内の人事考課について書いていきたいと思います。

 社内SEってそもそも何してんの?

 ちょっとだけ以下の記事に社内SEのメリデメ記載してますがここでは具体的な私がやっている範囲を記載したいと思います。

 

wantin-asset.hatenablog.com

社内SEの中でもいくつかの役割があります。

・コスト、プロセス、インシデント管理系部門 

・技術調査、市場動向調査部門

・開発、構築部門

・保守、運用部門

超ざっくり分けてますが大体似たような感じだと思います。

この中にはプログラミング関係の開発であったり、Web関係、インフラ系のサーバーやネットワーク、電話関係と、俗にいうOSI参照モデルのレイア1~7まで幅広く担当が分かれています。

わんちんは前職ではSIerの中で顧客の専任サポートを行う保守運用部門にずっといましたが、構築関係に行きたかったので現職では望みがかない構築系の部門にいます。
尚、電話担当的な形だったんですが全体的に幅広くやらせてもらってます。触れてないのはやはりWebやプログラム系が結構関わり合いがないのでそこらへんですね。。

定量評価・定性評価になるものは何なのか?

大体の評価制度にはつきものだと思う定量評価・定性評価

 定性評価:数値化できないものに対する評価

 定量評価:数値化できるものに対する評価

超ざっくりですが、基本的には自分以上の人が評価するために使うものなので可能な限り定量的に書く必要があります。なぜ必要なのか?は大きな会社ほど重くなると思いますが、数人程度ならまだしも、大企業になった結果何百人、何千人の評価をあなたは一人ひとり細かく見るでしょうか?見れないというのが実態です。
可能な限りシンプルかつ大胆に数字を出すのが良いです。

で、ここで話になるのは社内SEは社内でお金を稼ぐ部門ではないので、営業さんのような、受注金額や新規取引数の開拓というようなものがありません。

 

そのため私個人の視座の低さで大別すると

・社内工数の削減

 -システム更改等での改善

・運用コストの削減

 -改善活動

 -簡略化・オートメーション化等の社内工数の削減

・システム構築費用の削減
 -プロセスの中での最適化活動

 -ベンダー折衝

SLAを向上するための施策
 -システム変更・プロセス変更管理

これに定性的なプロセスやユーザーの声とかを掛け合わせると強いんじゃないかなーと。

上記のようなものがメインにあるかなと思ています。そのうえで、具体的なアクションと組み合わせて定量的に、もともとこれだけかかっていたものがこれだけ削減されましたよ!投資効果でこれだけの物を期日通りトラブルも抑えて導入しましたよ!とか書いていければいいんじゃないかなと思ってます。

わんちんはとってもこれが苦手です。自己評価低めなのが紐づいてますね。結局、エンジニアとしてはかなり手広く薄くやっているのでPMにシフトチェンジ中というのもあるんですが、何かしらの技術を一本柱にある人じゃないのでそこが弱いのです。

 

日本企業の年功序列はどんな感じ?

最近だとトヨタさんも終身雇用について触れていたりと、やっと日本企業の人事制度は変わってきていますね。
前職ではしっかり年次評価に対する給料と、評価に対する給料の昇給制度がありました。つまり、そこまで悪くなければ年自分で勝手にベースアップはする制度ですね。
ただ、2017年から変わってましたね。評価制度が前期分の評価を入れ込んで再評価するので前回がよいと2回分恩恵を受けれるようになってました。逆に低いと次回含め2回分落ち込むようになります。

現職では職種を変更する形で実力成果主義のコンサルチックな評価制度になってます。

面白いですが、スキル・成果物評価が基本給で、社内の目標設定をする方がボーナスのみの反映で切り離されています。実際は成果物と目標はニアリーイコールなので全く関係がないわけではないですが。

 

評価のタイミング

前職では上期・下期で目標を作って評価を行っていました。半年分の対応で、さらに部門目標が出来あがるまで目標作れないので実質4か月だけで成果書かないといけないとかそんな感じでした。

現職は通年目標制度です。個人的には通年が好きです。ただ役職目標なるものが追加であるため、それも書かないといけないのが面倒です。笑

通年ですがもちろん中間レビューはあります。修正もできますし。

蛇足

2017-8年ぐらいかな?日本でもちょっと話題になっていたOKRをご存じでしょうか?

「目標と成果指標(Objectives and Key Results:OKR)」

Googleが採用しているとかで、一時期知り合いも押してました。
まぁシンプルに会社目標→結果=本部門目標→結果=部門目標→結果=チーム目標→結果=個人目標としっかりひもづいているため会社の目標ビジョンのためのアクションが自分の目標に紐づく体系づくりになっているのですね。

で、先保持記載していた目標設計についてはMBO(Management By Objectives)と呼ばれるものになります。

まず違うのがチェックポイントの多さ。まるでプロジェクトのように進捗チェックを行い定量的に計測を行うのが良いそうです。

最初だけ大変そうですが、これやってるだけでも仕事の仕方がわかるので新人ちゃんたちも放置されず、自然と仕事の進め方が身につくと思います。是非やってみてもいいのでは?と思えます。